ティーガイア<3738>、エッジコンピューティング関連の米国子会社Relay2を主要株主に譲渡

ティーガイアは、エッジ(分散型)コンピューティング関連の米国子会社Relay2, Inc.(カリフォルニア州。売上高6370万円、営業利益△5億8100万円、純資産△3億5800万円)の全保有株式51.32%を、主要株主で投資会社のRelay2 Investment LLC(テキサス州)に2日付で譲渡した。2022年4月にRelay2を子会社化したが、業績悪化から抜け出せず、減損損失の計上を迫られていた。譲渡価額は非公表。

Relay2はエッジコンピューティング機能を搭載したWi-Fi関連のネットワークサービス「Relay2」の提供を主力とする。ティーガイアは2019年、エッジコンピューティングを活用した事業領域の拡大を目的にRelay2と資本業務提携。その後、株式を追加取得し、子会社化したが、当初想定した事業計画を下回る状態が続いていた。

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