ラグビー三重の応援を 25日にリーグワン入れ替え戦 知事、県民に呼びかけ

【定例記者会見で、三重ホンダヒートへの応援を呼びかける一見知事=県庁で】

 一見勝之三重県知事は2日の定例記者会見で、鈴鹿市内に拠点を置くラグビーチーム「三重ホンダヒート」について、リーグワン1部への残留が危ぶまれているとし、県民に応援を呼びかけた。

 県によると、ホンダヒートは昨季に2部で好成績を収め、今季から日本ラグビーリーグの最高峰となる1部に昇格。令和4年のリーグワン創設以降としては、初の1部参入となった。

 一方、現時点の成績は1勝14敗で、12チーム中11位と苦戦。25日に三重交通Gスポーツの杜鈴鹿(鈴鹿市)で開かれる試合の結果次第では、2部に降格する可能性がある。

 県は令和3年7月、ホンダヒートや県ラグビーフットボール協会と包括連携協定を締結。チームの活躍を広報紙で紹介したり、一見知事が県庁を訪れた選手らを激励したりしてきた。

 一見知事は会見で「ディビジョン1(1部)に残ってもらえるよう、県民を挙げて応援したい」と強調。当日は「最後の方になると思うが、なんとか駆け付けたい」と語った。

 また、ホンダヒートは県在住・在勤・在学者などを、25日の試合に無料で招待する。バックスタンドの自由席で先着3千人。ホンダヒートのホームページで5日から受け付ける。

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