4月28日、上海の豫園九曲橋前で、記念撮影する外国人観光客。（上海＝新華社記者/陳愛平）
【新華社上海5月3日】中国上海市でこのほど、同市で国際線を乗り継ぐ旅客を対象にした無料の観光ツアー「上海国際乗り継ぎ旅客半日ツアー」がスタートし、多くの旅客が上海と中国への理解を深めている。
ツアーはオンライン旅行会社（OTA）大手の携程集団（トリップドットコムグループ）が実施。毎日午前9時、午後2時、午後6時に上海浦東国際空港第2ターミナルビルを出発する。所要時間は約5時間で1回の定員は10人。午前のコースは外灘や豫園などを見学し、夜のコースには黄浦江遊覧も含まれる。携程集団はほかにも、無料送迎や外国語ガイド、外貨両替、無料インターネットなどのサービスを提供している。
4月28日、半日ツアーに参加するため、浦東国際空港第2ターミナルビルに集まった外国人観光客。（上海＝新華社記者/陳愛平）
半日観光は4月15日の実施開始以降、既に多くの国際旅客が参加し、欧州旅客が約8割、東南アジア旅客が2割を占める。
携程集団の張成傑（ちょう・せいけつ）海外市場ディレクターによると、上海発着の国際線は便数が日増しに増加しており、一部の旅客の乗り継ぎ時間は10～20時間となっている。これらの時間を利用すれば、より多くの外国旅客に上海を知ってもらうことができるという。
4月28日、上海浦東国際空港で人民元に両替する外国人観光客。（上海＝新華社記者/陳愛平）
上海市文化・観光局のデータによると、今年第1四半期（1～3月）に上海から入国した旅客は127万人を超え、前年同期の3.5倍となった。（記者/陳愛平）
4月28日、上海の豫園で、外国人観光客を案内するガイド（左）。（上海＝新華社記者/陳愛平）
4月28日、上海浦東国際空港で、半日ツアー参加者を先導するガイド（左端）。（上海＝新華社記者/陳愛平）
4月28日、上海の豫園を散策する外国人観光客。（上海＝新華社記者/陳愛平）
4月28日、ガイドの案内で豫園を見物する外国人観光客。（上海＝新華社記者/陳愛平）
4月28日、上海浦東国際空港第2ターミナルビルの両替所前に集合した半日ツアー参加者。（上海＝新華社記者/陳愛平）
4月28日、半日ツアーの車内で、外国人観光客に上海の歴史や文化を紹介するガイド。（上海＝新華社記者/陳愛平）
4月28日、上海浦東国際空港で、外国人観光客に半日ツアーについて説明するスタッフ。（上海＝新華社記者/陳愛平）
