来場者1万人突破 印象派展、佐藤さん一家に記念品

セレモニーに臨んだ(右から)尾崎社長、敦子さん、慈子さん、るみえさん、永山館長、中川社長

 郡山市立美術館で開かれている展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」の来場者が2日、1万人を突破した。1万人目となった佐藤るみえさん(いわき市)と、佐藤さんの双子の娘で、姉の敦子さん(郡山市)、妹の慈(しげ)子さん(京都府)の親子3人に記念品が贈られた。

 郡山市立美術館で1万人突破セレモニーが行われ、永山多貴子館長、尾崎和典福島中央テレビ社長、中川俊哉福島民友新聞社社長がそれぞれ記念プレートや図録などを3人に手渡した。3人は時々一緒に美術館を訪れるといい、慈子さんの帰省に合わせて来場。「1万人目でびっくり。モネの睡蓮を見てみたかった」と話した。

 展覧会は4月20日に開幕。郡山市立美術館、福島中央テレビ、福島民友新聞社でつくる実行委員会の主催。米マサチューセッツ州のウスター美術館に所蔵されている印象派画家の作品を中心に67点を展示。ウスター美術館所蔵53点のうち、ほとんどが日本初公開。6月23日まで。

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