「before嘘やろ！？」 “戒め”の写真公開
自身の体型を努力によって大きく変えた女性がネット上で大きな反響を呼んでいる。1年半で50キロもの減量に成功し、勇気を持って過去の写真も掲載した。女性はなぜ覚悟を決めてここまでのダイエットをすることができたのか。投稿者のoshio（@sheowwd1）さんに詳しい話を聞いた。
「昔の自分の写真見てたら姿勢悪いし服もすごいし戒めでしかない
フォロワーさん減るかもしれないけど」
4月21日、oshioさんがXに自身のビフォーアフター写真を投稿すると、ネット上は騒然。6.6万件の“いいね！”とともに、「ほんっっとにすごいです」「めちゃくちゃかっこいい」「努力の天才です」「ライザップ超えてる」「before嘘やろ！？」など多くの声が寄せられた。
過去の写真はエレベーター内の2枚だ。ゆったりとしたTシャツやワンピース姿で鏡に映る姿を捉えている。それが、減量後の写真を見ると、白いタンクトップ1枚で腹筋があらわに。別人のような変貌ぶりを遂げている。
oshioさんは、減量方法に言及。
「ダイエット方法は、食事管理と運動です。
1日1300kcal以内の食事で、脂質を制限。
タンパク質 130g
脂質30g以内
炭水化物140g程度
運動は週3のジム、週2日の宅トレ。
1日2時間程度（犬の絵文字）の散歩してます」
そして、体重変動の画像を公開し、「1年半で50kgの減量です」と説明した。
oshioさんによると、投稿した過去の写真は3年前で、現在の写真は今年の姿だという。大幅な減量をしてからも体型を維持していることがうかがえる。
女性のダイエットでは、かねて「食べない、飲まない」など健康的とは言えないやせ方をする女性が多い印象があった。近年では筋トレなどの運動と食事のコントロールにより、適切に体重を落としている女性が話題になる傾向に。それにしても、すさまじい落ち幅だ。
周囲の反響については、「皆さんすごいねと褒めてくれます。地元にダイエット成功後、2年ぶりに帰省したところ、私に気づかず驚いていました。あとは会社がフルリモートでMTGは全てオンラインだったのですが、太っている姿を見られたくなくて鼻から上しか写してなかったのにやせたねと言われたので、太っていることはバレてたんだなと笑えました」。あ然とするのも無理はない。
oshioさんが、ダイエットしようとしたのは理由があった。
「元々ファッションが好きだったのですが、太っているとウインドーショッピングしてても接客してもらえず。。（入らないから当たり前ですよね）それがすごくつらかったのと、好きな服を着たい、自信を持ちたいと思ったのがきっかけです。やせている方は生まれ持ったものだと思ってうらやんでばかりの自分を変えたかったということも一つの理由です」
そして一歩を踏み出した。思い切って、月額制のパーソナルジムに入会。「スポーツジムはこの体型で通うのが恥ずかしいけど、パーソナルならマンツーマンだし続けられるかもと思いました。最後のチャンスと思って飛び込んだことを覚えています」と振り返った。
トレーナーと相談しながら、1日のカロリーを計算。3食の献立は、「朝昼がっつり、夜軽め」を心がけた。
ダイエット前の怠惰な生活 「マックはセット2人前」
下記はダイエット成功後のある日のメニューだ。
朝：サケ、卵焼き、ご飯（150グラム）、ヨーグルト・バナナ
昼：鶏胸肉の生姜焼きやチキン南蛮、ご飯（180グラム）・みそ汁
夜：サラダチキン
食事はアプリで管理。1日の全体を見て野菜を追加したり、不足分はプロテインで補い、栄養バランスも考慮している。
ダイエット前の状況については、「ただの食べ過ぎと怠惰な生活です」と前置きしつつ、「朝食は毎日ウインナー4本食べてたし、昼も夜も好きなもの食べて、間食はポテトチップスとアルフォートのファミリーパックとか普通に食べてました。マックはセット2人前食べてましたね」と自戒。ダイエット前後で生活の変化のふり幅が大きかったことも、成功の一因と言えそうだ。一方で、反動として、「大幅な減量による皮のたるみはめちゃくちゃあります。お腹と二の腕が一番顕著です」とも語っている。
50キロ減量を果たし、現在もリバウンドしないように意識している。
「今の体重も決してやせている体重ではないけど、私はこれ以上やせるのは精神的に厳しいので、維持することを意識してます」というoshioさん。「今は土日は好きなものを食べるチートデイにしていて、平日はダイエットして元に戻す生活です」と無理なく体型をキープしている。
投稿が大きな話題になったことには、「まさかあそこまで反響いただけるとは思っておらず驚きました」とびっくり。
「SNSなので辛らつなコメントが多いのかと思ったのですが、温かなお言葉ばかりで感激しています。私も30代後半からダイエットを始めたのですが、同世代の方に励みになったといっていただけて投稿してよかったと思いました」と感謝の言葉で結んだ。ENCOUNT編集部／クロスメディアチーム
