那須・相馬さん方でハンカチノキ見頃 初夏の風に揺れる白い葉

相馬さん方で見頃を迎えたハンカチノキ

 【那須】横岡の農家相馬功一(そうまこういち)さん(69)方で、枝から白い布をぶら下げたように見えるハンカチノキが見頃を迎え、近所の人たちを楽しませている。

 ハンカチノキは中国原産の落葉高木。「苞(ほう)」と呼ばれる約15センチの白い2枚葉が花のように見えるのが特徴で、開花するまでに10年ほどかかるといわれている。相馬さんの自宅庭にハンカチノキが植えられたのは20年近く前。今年は4月10日ごろから開花し、現在は大小数百個の花が咲いているという。

 相馬さんは「今年は例年以上に花付きがいい。車道を走る車も、スピードを緩めて見てくれているようでうれしい」と話している。

 (問)相馬さん方0287.74.0618。

© 株式会社下野新聞社