五輪=難民選手団、過去最多36人がパリ大会出場へ

[ローザンヌ(スイス) 2日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)は2日、今夏のパリ五輪で12の競技に出場する11カ国、36人のアスリートによる難民選手団が結成されることを発表した。

難民選手団はリオデジャネイロ五輪で初めて結成。3度目となる今回の選手団はこれまでで最大規模となり、シリア、スーダン、イラン、アフガニスタンなどの出身選手が参加する。

IOCのトーマス・バッハ会長は「五輪に参加することで、皆さんは回復力、卓越性という人間の可能性を示すことになる。これは、世界中に1億人以上いる難民へ希望のメッセージを送ることになるだろう」と述べた。

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