ゆったりのんびり、まち歩き 西海「雪浦ウィーク」5日まで

まち歩きや店巡りを楽しむ行楽客ら=西海市大瀬戸町

 長崎県西海市大瀬戸町雪浦地区のまち歩きイベント「雪浦ウィーク」(同実行委主催)が2日始まり、市内外からの行楽客らでにぎわっている。5日まで。
 25回目を迎えた今年の同ウィークのキャッチコピーは「みんなに届け!雪浦から大きな元気」。能登半島地震被災地の復興を願い、若手有志による「中区豊年太鼓」の演舞が3日にあるほか、売上金の一部は義援金として寄付する。
 飲食店や工房、住民による出店など26店が、軽食や飲み物、手作りの雑貨などを販売。地元の市立雪浦小の子どもたちも街角で歌や演奏を披露し、盛り上げに一役買った。
 訪れた人たちはイベントマップで店などを探しながら、まち歩きを満喫。佐世保市高梨町の長崎正幸さん(70)夫妻は「初めて来たのでぼちぼちと散策を楽しみ、いろんな店を巡ってみたい」と話した。
 そのほか、期間中は「マルシェdeあんばんね」や地元フォルクローレグループによる「街かどライブ」を開催。5日には名曲「コンドルは飛んでいく」の演奏を楽しむ催しやアンサンブルグループのコンサートがある。

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