座間市 百畳「輝龍」大空へ 5月4日、5日大凧まつり 海老名市・座間市・綾瀬市

昨年の大凧掲揚の様子

初節句を祝う伝統行事「座間市大凧まつり」が、5月4日(土)と5日(日)に相模川グラウンド(座架依橋上流)で開催される。

端午の節句を祝う催しとして始まった大凧まつりには、座間市で200年以上の歴史がある。新型コロナの影響で22年は縮小開催で、今年は昨年に続き通常開催される。畳敷き百枚分に相当する13メートル四方の大凧を100人がかりで薫風に乗せる。

大凧には時勢などを反映した漢字二文字が書き込まれる。今年は座間市内在住の圍(かこい)里珂子さんの「輝龍」が採用された。圍さんは「今年の干支である龍が、光り輝きながら空を駆ける様子を表しました」と、込めた思いを語った。

凧の制作は、4月14日に大凧の空中でのバランスを決める骨組みの「糸目付け」があり、18日に「紙貼り」、19日に「縄入れ」、20日には座間小学校で最終工程の「文字書き」が行われた。

大凧、中凧の掲揚に加え、4日はわんぱく相撲座間場所や昼花火の打ち上げなどがある。5日には在日米陸軍軍楽隊による演奏や大凧お焚き上げなどが行われる。開催時間は両日共に午前10時〜午後4時。掲揚は4日が11時30分、5日は11時ごろから。相武台前駅から会場までシャトルバスあり。(問)市観光協会【電話】046・205・6515。

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