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これから旬を迎える県産ビワの地場消費を推進しようと、長崎びわ産地活性化推進協議会(田中八夫会長)は2日、長崎市田中町の市中央卸売市場で県産ビワ「なつたより」の市場関係者向けの試食宣伝会を開いた。
なつたよりは同市を中心に生産されており、大玉で食味が良く、糖度12前後と甘いのが特長。今年は多くの日差しを浴びてより甘く仕上がったという。出荷量は約90トンを見込んでおり、5月中旬にピークを迎える予定。
田中会長は「今年は冷害もなく順調で、例年以上の出荷が期待できる。おいしく仕上がったビワをぜひ味わってほしい」とあいさつ。その後、仲卸関係者ら約50人が試食。「みずみずしくておいしい」「今年は格別に甘い」と声が上がった。