マルコス&ザ・ワイルド・マキネーションズ、デビュー作の続編をリリース レコ発関西ツアーも決定

横浜インプロ・シーンの重要人物、マルコス・フェルナンデス(Marcos Fernandes)率いるマルコス&ザ・ワイルド・マキネーションズが、新作『The Wild Machinations II』を、エクスペリメンタル~インプロヴィゼーション系レーベル「Accretions」より5月3日(金・祝)にリリースします(全国流通は5月15日[水])。

横浜に生まれ、米カリフォルニア、サンディエゴにてパフォーマー、プロデューサー、キュレイターとして30年以上活躍。ロックからエクスペリメンタルまで、さまざまなプロジェクトで活躍してきたマルコス・フェルナンデスは、本バンドでギターとヴォーカルを担当。バックを務める“ワイルド・マキネーションズ”も即興系のプロジェクトで実績のあるメンバーを多く擁しており、ギタリスト・周慶錦とキーボーディスト・小瀧みつるがサイケデリック&アンビエントなサウンドで全体の質感に大きく寄与。また、ベーシスト・平本圭治とドラマー・北山ゆう子によるリズム・セクションが独創的で安定したグルーヴを築き、透き通った声の金子苑緒がマルコスとの味わい深いデュエットを聴かせます。

『The Wild Machinations II』は、彼らの2021年のデビュー・アルバムの続編となっており、マルコス・フェルナンデスによる5曲とカヴァー3曲の8曲を収録。方向性(ともちろん愛)をテーマに、人生の気まぐれな紆余曲折、迷った人々と舵を失った社会の蛇行についての観察を提供する作品となっています。

フェルナンデスは本作について「このレコードを制作しているときに、アルバムの曲順が自分の中に浮かび上がりました。物語を語りたかったようです。私はそれが何についてのものなのか、どんな物語を伝えようとしているのかを考えていました。それはかなり現在に根ざしています。過去や未来ではありません。生きて、呼吸して、今この瞬間に。神経質なニュースリールのようなものだ」と語っています。

また、本作のリリースに伴い、レコ発関西ツアーも開催。日程は、5月9日(木)愛知・名古屋 Valentinedrive、5月10日(土)兵庫・神戸 Helluva Lounge、5月11日(土)京都 Socrates。また本ツアーのみ、ギターは磯崎海が務めます。詳細は、「Accretions」の公式XおよびYouTube公式チャンネルをご確認ください。

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