「この匂いがたまんねぇ」竹中直人が猟奇的な新聞配達員役を怪演…なぜか“雨上がり”に窃盗を繰り返す理由とは

俳優の竹中直人が4月27日放送の『浜田新聞社』のドラマVTRに出演。とある変なものばかりを盗む新聞配達員役を怪演した。

番組では、実際に起きた思わずツッコミたくなる“おバカな事件”をドラマ形式の再現VTRで紹介。ドラマ・映画で活躍している一流俳優陣が、その犯人役を演じた。

新聞配達員として働く竹中だが、実は大胆な犯行の常習犯。雨が降るある日、帰宅した竹中の手にはなんと女性用の雨がっぱが握られていた。実は女性が着た雨がっぱに異常な興奮を覚えるようで、「この匂いがたまんねぇんだよな」と雨がっぱを嗅ぎ、不気味なダンスを踊る。雨があがると駅の駐輪場や公園にある自転車のカゴを物色し、匂いで女性が着た雨がっぱを判別し盗んでいた。

近隣住民への被害が続出するなか警察も捜査に動くが、防犯カメラの映像では犯人特定に至らず。地道な聞き込みの結果、捜査線上に浮かんだ竹中を現行犯で逮捕しようとするも、竹中は警察の尾行に気付いた上で盗みを繰り返す。

ここから竹中の行動はさらにエスカレート。盗んだ雨がっぱを外に干すと、不審な竹中に疑いの目を向ける近隣住民に対して「なんだ文句あんのか」とまくしたて、さらに「お前の全てを食ってやる、雨がっぱ持ってこい」と威嚇するように。

ここで、竹中を逮捕するための決定的な証拠がないまま頭を抱えていた警察のもとに、一本の通報が。連絡を入れたのは駅の駐輪場でお金を盗まれたという女性で、詳しく話を聞くと同時に雨がっぱも見当たらなくなったという。警察は駐輪場の防犯カメラを確認。するとそこには、金品にも目がくらんだ竹中の姿が映っていた。

こうして警察は、ついに竹中の自宅へ。そこにはおびただしい数の雨がっぱがなんと360着以上もコレクションされていた。竹中は雨がっぱを手に「最後に嗅がせてくれよ!めっさたまんねぇな!」と絶叫しながら、警察に連行されていった。

猟奇的な竹中の演技に、スタジオからは「あの再現VTRはちょっとやりすぎてるよね」といった声があがり、MCのダウンタウン・浜田雅功も「最後遊んでたな笑」とリアクションした。

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写真提供:(C)YTV

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