社が7年ぶり決勝へ 延長十回タイブレーク、東洋大姫路を2-1で破る 春季兵庫県高校野球

東洋大姫路-社 延長10回タイブレークの末に2-1で東洋大姫路を下し、スタンドへと向かう社の選手たち=明石トーカロ(撮影・大田将之)

 高校野球の春季兵庫県大会(神戸新聞社後援)第8日は3日、明石トーカロ球場で準決勝があり、第1試合は昨秋の県大会3位の社が、2022年の春季県大会で準優勝した東洋大姫路を延長十回タイブレークの末に2-1で破り、7年ぶりの決勝進出を決めた。社は第2試合の明石商-須磨翔風の勝者と、5日に決勝を戦う。

 社は三回に先制を許したが、五回に2死三塁から暴投で追い付いた。1-1のまま、無死一、二塁で始まるタイブレークの延長戦に入り、社は西垣琉空捕手の左前適時打で勝ち越し。その裏を無失点でしのいだ。

 東洋大姫路は5日の3位決定戦に回る。

 25日から明石トーカロで開かれる春季近畿大会には、兵庫の上位3校が出場できる。

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