バイエルン3人目の監督候補も失敗 日本代表に連敗し、解任された名将をリストアップ

トーマス・トゥヘル監督(ロイター)

ドイツ1部の名門バイエルン・ミュンヘンが来季に向けた新監督選考で連戦連敗中だ。

Bミュンヘンは今季限りでトーマス・トゥヘル監督の退任が決まっており、かねて新指揮官を探してきた。当初はドイツ1部レーバークーゼンのシャビ・アロンソ監督を候補とし、引き抜きを画策するも本人が来季の残留を表明。続いてドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督にアタックするも拒否されてしまった。

そこでかつてイングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドの暫定監督を務め、現在はオーストリア代表を指揮するラルフ・ラングニック監督と交渉を行うも、失敗。同国メディア「SPORT BILD」は「これまででもっとも恥ずかしい監督探しではないか」と報じ、ドイツ名門クラブの迷走ぶりを伝えた。

同メディアは次なる候補としてイングランド・プレミアリーグで日本代表MF三笘薫の所属するブライトンのロベルト・デゼルビ監督や名将ジョゼ・モウリーニョ氏、ジネディーヌ・ジダン氏、アントニオ・コンテ氏をリストアップ。さらに森保ジャパンに連敗し、ドイツ代表指揮官を解任されたハンジ・フリック氏の名前も浮上していると報じられた。

また、ドイツ誌「キッカー」も「なぜバイエルンは監督にとってそれほど魅力的でなくなってしまったのか」とし「次の候補者が第1候補でも第2でも第3でもないということは確かだ。スポーツディレクターは、次の候補者にどのように伝えるのか。それは優れた議論と想像力が必要だ」と指摘していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社