県縦断駅伝、56年ぶりの頂点祝う 天童市役所に懸垂幕設置

掲げられた懸垂幕を見上げる天童市役所から県縦断駅伝競走大会に出場した3選手=同市役所正面玄関

 第68回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)で56年ぶりの総合優勝を果たした天童・東村山チームを祝おうと、天童市役所正面玄関に2日、懸垂幕が設置された。チームに贈られた優勝旗や優勝カップなども市役所1階ロビーで展示している。

 県駅伝競走大会天童東村山チーム実行委員会(会長・山本信治天童市長)が企画した。懸垂幕の大きさは縦5.2メートル、横0.78メートル。赤い文字で「祝 56年ぶり総合優勝」、チームカラーの水色で「天童東村山チーム」などの文字を入れた。6月初めまで掲示する。

 市役所ロビーでの展示では優勝旗や優勝カップ、優勝盾、賞状のほか、選手たちの写真や寄せ書きなども紹介している。展示は5月いっぱいで、山辺、中山の両町にも巡回する予定。

 市担当者は「半世紀ぶりの快挙達成という喜びを、地域住民みんなで分かち合いたい」と話した。

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