春季東北高校野球県大会、組み合わせ決定 今月10日開幕

40チームの対戦カードが決まった組み合わせ抽選会=山形市・山形工業高

 第71回春季東北地区高校野球県大会の組み合わせ抽選会が2日、山形市の山形工業高で開かれ、対戦カードが決まった。二つの連合チームを含む全44校40チームが出場し、3会場で熱戦を繰り広げる。

 昨年の秋季県大会に続き地区大会を廃止し、4月27~30日に行われたシード決定ブロック大会を勝ち抜いた8校がシード校となった。置賜農と米沢商、高畠、上山明新館は4校連合で、天童と谷地は2校連合の合同チームでそれぞれ臨む。北村山は選手の人数不足により県大会は欠場となった。

 Aブロックには昨秋の県大会を制した鶴岡東と同3位の羽黒、同8強の山形中央が入った。鶴東は初戦で鶴岡高専と山形商の勝者と対戦する。昨夏の甲子園を経験し、秋季県大会で準優勝の日大山形はBブロックに入り、4校連合と村山産の勝者と初戦でぶつかる。Cブロックでは昨秋4位の九里学園が、米沢興譲館と酒田南の勝者と戦う。Dブロックの山形城北は米沢東―寒河江の勝者が初戦の相手となる。

 大会は10日に開幕し、鶴岡市小真木原野球場、新庄市民球場、中山町のヤマリョースタジアム山形(県野球場)の3会場で12日まで1、2回戦を行う。17、18日の3回戦と19日の準々決勝は新庄市民球場と鶴岡市小真木原野球場が会場となる。準決勝は25日、決勝と3位決定戦は26日で、会場はいずれも鶴岡市小真木原野球場。県大会の上位3校が6月13日から宮城県で開かれる東北地区大会に出場する。

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