「Re:リベンジ」の「海斗」赤楚衛二が欲望全開暴走モード 敵対の「大友」錦戸亮には味方説も

赤楚衛二

2日のフジテレビ系ドラマ「Re:リベンジ‐欲望の果てに‐」第4話で、主人公の病院職員・海斗(赤楚衛二)が目覚めたように突っ走った。

天堂記念病院の理事長だった亡き父智信(光石研)の遺志をくんで、出版界から同病院に乗り込んで広報担当となった海斗。4話では理事長選を巡り、かねて不審視する医師の大友(錦戸亮)とのつばぜり合いが描かれた。

副院長の三輪(小木茂光)を推す海斗は多数派工作に成功するも、三輪に問題が発覚して撤退。智信のプロジェクトに後ろ向きな大友が勝利宣言をしたところ、絶体絶命の海斗は電撃記者会見を開き、父の不審死や自身が拉致監禁された事件も含め、当事者として「責任をもってこの病院を変えていく所存です」と訴えた。

祖父で病院会長の皇一郎(笹野高史)から「駒に成り下がっては何もできない」「思い切り息を吸える場所に行きたいとは思わないか」と空席の理事長のイスを前にそそのかされた海斗は、暴走モードで独断会見へと突っ走ったのだった。権力の座へ欲望を全開した様子。

智信が招へいした大友だが、当初から信用できない眼差しを向けていたのが海斗。幼少時の因縁や、恋人だった陽月(芳根京子)まで拉致監禁中に奪われた。理事長選で対立が深刻化しそうなところだが、三輪の問題発覚は大友の指摘からだった。それがなければ、三輪が理事長に就任してもプロジェクト実施で裏切りに遭い、海斗は赤っ恥をかいていた。

さらには、智信死後に理事長を継ぎ、海斗を敵視した一族の市子(余貴美子)の失脚にも大友は一役買っていた。

そんな経緯からX(旧ツイッター)では「海斗は結果的にいつも大友先生に助けられてる」「海斗の間違いや迷いを先回りして防いでるようにも見える大友先生」との指摘も。

見た目も好対照の海斗と大友は、赤楚と錦戸の演技対決の様相も。昨年のTBS系「ペンディングトレイン」では山田裕貴と対立関係の役を演じた赤楚。錦戸=大友との関係は「やっぱり敵か?それとも味方か?」「実は味方派なんですか。どうなんだろ」と謎を呼んでいる。

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