【J1注目プレビュー|第11節:名古屋vs神戸】共に回避したい連敗、上位への挑戦権を掴むのは

[写真:©超ワールドサッカー]

【明治安田J1リーグ第11節】
2024年5月3日(金・祝)
19:00キックオフ
名古屋グランパス(6位/16pt) vs ヴィッセル神戸(4位/17pt)
[豊田スタジアム]

◆久々の敗戦からバウンスバックを【名古屋グランパス】

前節はアウェイで浦和レッズと対戦し、2-1で敗戦。7試合ぶりの黒星となった。

開幕3連敗スタートのチームは第4節から無敗を維持。6試合で5勝1分けと勝ち点を積み上げて上位に浮上した中で、久々に敗戦となった。

浦和戦は結果こそ敗れたが、内容は悪くなかった。強度も高く、相手陣内に押し込んでいった中でもゴールを奪えなかったことが課題。前線に負傷者が出ている状況では、苦しさも増している。

また、ミスで失点を喫した前節だったが、出場停止だったハ・チャンレは復帰。勿体無い失点がなければ勝機はあっただけに、気を取り直して上位対決を制したいところ。Jリーグ屈指の攻撃陣をどう迎え撃つか注目だ。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:ランゲラック
DF:三國ケネディエブス、ハ・チャンレ、河面旺成
MF:中山克広、稲垣祥、米本拓司、和泉竜司
MF:森島司、倍井謙
FW:永井謙佑
監督:長谷川健太

◆相手を圧倒する攻撃を【ヴィッセル神戸】

前節はホームに京都サンガF.C.を迎え、0-1で敗戦。今シーズン3敗目を喫した。

チームは相手を圧倒し、29本のシュートを放ったがゴールはなし。守備陣の奮闘があった中での悔しい敗戦となった。

攻撃陣はゴールがないことを、守備陣は無失点に抑えられなかったことを悔やむことは、チームのメンタリティとしては悪くない。しっかりと課題に向き合い、修正力を見せたいところ。王者としての風格はこうして出てくるものだ。

チーム一丸となって昨シーズンは優勝。今一度、リバウンドメンタリティをしっかりと見せて勝利を掴んでいけるのか注目だ。

★予想スタメン[4-3-3]
GK:前川黛也
DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮
MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖
FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹
監督:吉田孝行

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