「もう一度憲法を読んで私たちの行く末を考えるべき」きょう憲法記念日に札幌ではさまざまな集会

憲法の施行から77年のきょう、札幌市内では医療従事者らが憲法に関する集会を開きました。

医療従事者でつくる護憲派の団体「医療九条の会・北海道」は憲法記念日のきょう、大通公園で集会を開きました。
現役の医師や看護師などが参加し、平和を維持し続けるために憲法の大切さを訴えました。

北海道パレスチナ医療奉仕団の石崎龍之介さんは「5年ほど前に医療支援としてガザに入り病院や診療所を訪問した。戦闘によってこんな怖い思いをガザの人たちは日常的に強要されていると分かり怒りを感じた」「9条、平和、すごく大事なことだと改めて考えさせられる」などとスピーチしました。

核戦争に反対する北海道医師・歯科医師の会の福原正和さんも「平和に生きる権利は本当に大事なもの」「もう一度憲法を読んで私たちの行く末を考えるべきだと思う」と声を上げました。

きょうはこのほかにも札幌市内でさまざまな護憲派や改憲派の団体が憲法にまつわる集会を開きました。

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