岩手県立黒沢尻北高校が創立100周年を迎え、3日、学校のある北上市で記念式典が開かれました。
記念式典は在校生や同窓生ら合わせて約900人が出席して行われました。県立黒沢尻北高校は1924年に旧制中学として創立。100年の間に2万2524人の卒業生を送り出してきました。自らも卒業生で創立100周年記念事業協賛会の伊藤彬会長はあいさつで、伝統に培われた母校の強みを次の世代に伝えていくことの大切さを訴えました。
式典の後には卒業生で東大合格を目指す高校生たちを描いた漫画「ドラゴン桜」の作者でもある三田紀房さんが記念講演を行いました。
（三田紀房さん）
「本当に東大がそんなに決して高い目標ではなくなっている」
三田さんは挑戦することの大切さを強調したうえで後輩たちにエールを送りました。
