「絶対にあり得ない」 4連敗のオリ中嶋監督、福田の走塁ミスに“喝”「何年目やと」

オリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】

8回1死一、二塁で二直…二走・福田が戻れず併殺となった

■日本ハム 3ー0 オリックス(3日・京セラドーム)

オリックスは3日、京セラドームで行われた日本ハム戦に0-3で敗れ、今季初の4連敗。借金は3に膨らんだ。好機を作るもあと1本が出なかった。試合後、中嶋聡監督は「点差を考えたら絶対にありえないこと」と、併殺に倒れた福田の走塁に注文を付けた。

傾きかけた流れを掴むことはできなかった。3点を追う8回、福田、宗が連続四球を選び無死一、二塁のチャンスを作った。1死後、4番・頓宮が放った打球二直。二走・福田が戻れず、まさかの併殺に倒れ無得点に終わった。

4試合ぶりに復帰した福田は3打数1安打1四球。1番打者の役割を果たしたが、走塁での“凡ミス”に指揮官は「(スタメンに)戻ってきましたが、あれはないですね。あの点差でライナーでダブルプレー。一番やっちゃいけない。点差を考えたら絶対にありえないこと」と振り返った。

打撃では好調をキープしているが「1番に入ってなんとか出塁してくれてるということは……でもダメだな。いくつになったんやという、何年目やと」。7年目、31歳のベテランに厳しかった。(Full-Count編集部)

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