アン・シネ崩れ落ちる、最終18番でギリギリ予選通過ラインに浮上 大歓声で感極まった表情

国内メジャー・ワールドレディスサロンパス杯に出場しているアン・シネ【写真:Getty Images】

ワールドレディスサロンパス杯第2日

女子ゴルフの国内メジャー・ワールドレディスサロンパス杯は3日、茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で第2日が行われた。25位から出たアン・シネ(韓国)は前半7つスコアを落とす苦しい展開。それでも後半は3バーディー、ボギーなしで終え、ホールアウト時点で暫定54位とカットライン上に踏みとどまった。最終18番でバーディーパットを沈めると感極まった様子も見せた。

アン・シネは前半4番パー4でダブルボギーをたたくと、その後も2つスコアを落として迎えた9番パー5でまさかの「+3」。前半だけで7つスコアを落とす苦しい展開だった。それでも後半は粘り、15、16番で連続バーディー。最終18番パー5では、入れればカットライン上に留まるバーディーパットをねじ込んだ。

カップイン前から膝を崩していたアン・シネは、ギャラリーの大歓声が起きると同時にグリーンに両手をついた。同伴競技者、キャディーとハグを交わしたが、感極まった表情も見せていた。この日は76で回り、通算4オーバーとしている。

アン・シネは昨年12月の最終予選会で17位に入り、今季前半戦の出場権を確保。開幕戦のダイキンオーキッドレディスで5年ぶりの日本ツアー参戦を果たしていた。今季はここまで7試合に出場。アクサレディスで10位に入っている。

THE ANSWER編集部

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