尾崎魔弓の超急角度ライガーボムで場内悲鳴!ブチ切れた彩羽匠が一騎打ちを要求!

3日、東京都・後楽園ホールにて『Marvelous 8th Anniversary』が開催。尾崎魔弓がMarvelousのリングを制圧した。

現在、Marvelousは尾崎魔弓率いる【正危軍】の侵略を受けている。
MarvelousとOZアカデミーは“大人の事情”で長年絶縁状態となっているとされていたが、昨年5月のMarvelous7周年大会で尾崎魔弓が乗り込んできて彩羽匠を流血葬にしたことで因縁が勃発。閉ざされていた“禁断の扉”が開いたことでMarvelousと正危軍は血みどろの抗争へと突入していった。
昨年8月には尾崎が桃野美桜を破って22年ぶりのAAAWシングル王座を戴冠。今年1月には桃野がOZアカデミー認定無差別級王座を奪取し、団体の至宝が互いの団体へと流出する睨み合いへ。しかし、今年4月に行われた尾崎vs桃野のダブル王座戦を尾崎が制して二冠王戴冠。Marvelousは完全敗北を喫した形になっている。

この日のセミファイナルでは、彩羽匠&桃野美桜vs【正危軍】尾崎魔弓&雪妃魔矢という互いのツートップが激突するタッグマッチが実施。
試合前の花束贈呈時に正危軍が奇襲をかけ、奪った花束で滅多打ちに。場外戦やイス攻撃など派手なラフファイトで一方的に蹂躙していく。

桃野が集中砲火を浴びて大ピンチに陥るも、彩羽とのコンビネーションで徐々に逆転。尾崎に対して並々ならぬ敵対心を持つ桃野が吶喊していくが、尾崎はあまりにもえげつない角度のライガーボムで桃野をアゴからぶっ刺してしまう。
これにより桃野は完全に戦線離脱。彩羽が孤軍奮闘するも多勢に無勢。最後の最後に根性を奮い起こして復活した桃野が加勢に入り、なんとか20分フルタイムドローに持ち込んだ。

この凄惨な結末に対し、桃野は「こんな闘い!Marvelousのリングで見せたくねえんだよ!尾崎!Marvelousのベルト返上しろよッ!」と泣き叫ぶ。
その後、静かにブチ切れていた彩羽がマイクを取り、「お前なんてベルトが無ければ用無しなんだよ。8月の後楽園大会、サシでタイトルマッチ……お願いします」と至宝奪還を宣言。
これを受けた尾崎は「この前あたしダブルタイトルで勝ったばっかりなんだよ。チャンピオン様々に向かってなに?」と鼻で笑いつつ、「7月のOZ新宿FACEで正危軍vsお前、1vs3!それで勝ったら考えてやるよ。やるとは言ってねえ」と彩羽に圧倒的に不利な条件を突きつける。
断ることが出来ない彩羽は「やってやるよッ!」と宣言し、尾崎とバチバチの睨み合いを展開。“大人の事情”も絡んだガチ因縁の行方は円満解決に至ることはなさそうだ。

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