【新華社ブダペスト5月3日】中国新華社の傅華（ふ・か）社長は2日、ハンガリーの首都ブダペストで同国のナジ・マールトン経済開発相と会談した。
傅氏は、両国首脳の重視と戦略的リードの下、中国とハンガリーの実務協力はここ数年、力強く発展していると述べた。新華社はハンガリーに関する報道を非常に重視しており、両国や世界の人たちにハンガリーの情報を常に公正で客観的かつ総合的に伝えることに尽力していると指摘。今後もハンガリーメディアと共に両国関係の質の高い発展の物語を伝え、「一帯一路」経済情報共有ネットワークの枠組み下で協力を強化し、両国の友好・協力関係の新たな章を書き続けるため積極的に貢献していきたいと語った。
ナジ氏は、ハンガリーと中国は互いに尊重し合う良き友人、良きパートナーだと指摘。中国の開放的な発展を自国経済発展の大きなチャンスと捉えており、中国の商業銀行大手、中国銀行や車載電池大手の寧徳時代新能源科技（CATL）、電気自動車（EV）大手の比亜迪（BYD）などの企業がハンガリー経済の発展に寄与しているとの見方を示した上で、より多くの中国企業や中国人観光客がハンガリーに関心を持ち、ハンガリーを選ぶよう、新華社が引き続きハンガリーに関する報道に力を入れることを期待すると語った。
