京都サンガ、今季初の連勝ならず FC東京に敗れる

FC東京-サンガ 前半、ディエゴオリベイラにヘディングで2失点目を許す(味の素スタジアム)

 J1京都サンガFCは3日、味の素スタジアムで第11節のFC東京戦に臨み、1-2で敗れて今季初の連勝はならなかった。勝ち点は9、順位も17位のまま。

 サンガは、前節神戸戦(1-0)と同じ先発メンバーで挑んだ。FC東京は昨季途中までサンガに在籍した白井が先発した。

 サンガは前半4分、ディエゴオリベイラにボールを収められてショートカウンターを許し、失点。さらに同21分、クロスからディエゴオリベイラのヘディングゴールで加点された。相手の守備ブロックを崩しきれず、無得点で前半を折り返した。

 後半開始から鈴木冬と平戸を投入し、徐々に攻撃のリズムをつくった。さらに一美と平賀を投入し、前線を活性化。すると同34分、CKから平賀がJ1初ゴールとなるヘディング弾を決めた。追加タイムには、原のクロスを平賀が頭で合わせ、相手のハンドを誘ったとしてPKの判定を得た。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で取り消しとなり、その後は及ばなかった。

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