こうべ全国洋舞コンクール、全国から598人 国内の三大バレエコンクール

舞台上で演技をする出場者=神戸市中央区楠町4、神戸文化ホール(撮影・岡村昌夫(テス大阪))

 若手舞踊家の登竜門として知られる「第37回こうべ全国洋舞コンクール」(神戸新聞社など共催)が3日、神戸文化ホール(神戸市中央区楠町4)で始まった。

 1988年からゴールデンウイーク期間に開催。海外の名門バレエ団で活躍する一流ダンサーを多数輩出し、国内の三大バレエコンクールの一つに数えられる。今年はクラシックバレエ、モダンダンスの2部門に男女計598人がエントリーした。6日まで、表現力や舞踊の技術を競う。

 初日はクラシックバレエ部門の女性ジュニア2部(12~14歳)、同1部(15~17歳)の予選があり、出場者らは音楽に合わせて軽やかに演技した。出演した西宮市の井田さくらさん(14)は「ポップで明るい曲を選んだので、力を入れすぎないよう気を付けた。少し緊張したけど、最後まで楽しく踊れた」と話した。(勝浦美香)

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