青空のもとで泥んこになってラグビーを楽しむ 美馬市の水田で「たんぼラグビー」開催【徳島】

(渡辺大世記者)

「私は今、田んぼの中にいます。後ろでは熱い戦いが繰り広げられています」

徳島県美馬市穴吹町で開催された「たんぼラグビーin美馬」は、世代や性別を問わずラグビーを楽しんでもらおうと、脇町ラグビースクールが開いたものです。

県内外のラグビースクールの子どもたちや、高校のラグビー部員、一般の希望者など、約200名が参加しました。

水を張った田んぼに、縦30m×横15mのフィールドを作り、1チーム5人制で試合をします。

試合時間は7分間で、タックルのない「タッチラグビー」のルールで行われました。

参加者たちは慣れない田んぼの感触に最初は苦戦していたものの、慣れてくると足をとられながらも、フィールドを走り回ったり、トライを決めたりして、泥んこになりながらラグビーを楽しんでいました。

(参加者)

「試合が楽しかった」

「めっちゃ楽しかったです。いつも自分たちは芝のグラウンドでやってるんですけど、全然違うグラウンドなんで気持ちよかったです。ぬかるんでいるので足をかくっていうのが大事なんですけど、それを(ラグビーに)生かそうかなと思います」

試合が終わると、水をかけてもらい泥を落としてきれいに。

青空のもと、田んぼにはラグビーを楽しむ人たちの笑顔があふれていました。

© 四国放送株式会社