秋田県内でSNSを使った詐欺被害相次ぐ 秋田市の50代女性は約3100万円をだまし取られる

秋田朝日放送

SNSを使った詐欺被害が秋田県内で相次いでいます。秋田市に住む50代の女性は約3千万円をだまし取られました。

警察によりますと、2023年11月秋田市の50代の女性はSNSの株の取引に関する勉強会などと題した投稿にアクセスしました。SNSの相手から投資アプリのインストールや暗号資産などへの投資で利益を得られるなどと持ちかけられ指定された口座に現金を振り込んだということです。

アプリ上で利益が上がったことから鵜呑みにしてしまい、上場予定の暗号資産を購入する権利の抽選などという名目で指定された口座に11回にわたって金を振り込み約3100万円をだまし取られました。

また、由利本荘市では30代の女性がマッチングアプリで知り合った相手から「携帯と5万円さえあればお金を稼げる」などと投資話を持ち掛けられました。指定された個人名義の口座に現金5万円を振り込んだところ利益が出たことから相手を信用しその後5回にわたり現金を振り込み合わせて303万円をだまし取られました。

警察は、SNSを通じて知り合った相手に投資話をもちかけられ金をだまし取られる被害が多く発生しているとして勧誘があった場合はすぐに相談するよう注意を呼びかけています。

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