「青い海と澄んだ空」就航60周年の青森・八甲田丸で60匹のこいのぼりが勢いよく泳ぐ

ゴールデンウィーク真っ只中の3日は、青森県内は広く晴れ、おでかけ日和となりました。青森市の八甲田丸では、この時期ならではのイベントが開かれています。

【稲葉千秋アナウンサー】
「青い海と澄んだ空、気持ちが良いです。こちら八甲田丸の展望台に来ています。頭上を見上げると、こいのぼりたちが、空高く元気に泳いでいます」

毎年、この時期に掲揚されるこいのぼり。市民から寄せられたもので、2024年は就航60周年を記念して、60のこいのぼりが飾られています。

祝日の3日は多くの親子連れが訪れ、風に乗って勢いよく泳ぐこいのぼりと、船からの景色を楽しんでいました。

【山形県から来た女の子】
「きれいです」
(Q.どのこいのぼりが好きかな?)「青っぽいの。あと黒かな」

【山形県から来たお父さん】
「非常にきれいです」
「こいのぼりどうかな」「・・・(笑顔)」

「大きくなあれ」

昼すぎには船内の受け付けもこのにぎわい。

【稲葉アナ】
「八甲田丸では、乗船の記念に、御朱印ならぬ、御船印を販売しています。船の中に貨車を積み込む場面が描かれていて非常にかっこいいですよね」

就航60周年を盛り上げようと「八甲田丸を守る会」が導入を提案し、2023年5月から販売。北東北では初めてで、毎月100枚ほど売れているということです。

八甲田丸のイベントは6日までで、ミニチュア鉄道が走る鉄道模型ショーは5日まで楽しめます。

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