東大 教授に懲戒処分 研究室勤務の女性を無断撮影

東大は4月9日、人格権侵害に当たる行為を行ったとして、3日付で男性教授(60代)に停職3カ月の懲戒処分を下したと公表した。

発表によると、懲戒処分を受けた教授は自身の研究室に勤務するA氏(女性)に無断で同室内にカメラを設置。同氏の執務場所と姿の撮影を行ったとされる。東大は、当該教授の行為がA氏の肖像権やプライバシー権等を含む人格権を侵害したと判断した。

本件に対し齊藤延人(のぶひと)理事・副学長は、「本学教員としてあるまじき行為であり、かかる行為は決して許されるものではなく、厳正な処分」をしたと発表。「再発防止にあたっていく」とコメントした。

東大には本郷・駒場・柏の各キャンパスにハラスメント相談所がある。完全予約制で、Zoom、対面、メール、電話での相談が可能。学生・教職員を問わず利用できる。

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