決勝の会場に“異変”! なぜ急に多くのファンが詰めかけた? 入場ゲート前に長蛇の列、DJブースを取り囲んで大盛り上がり【U-23アジア杯】

U-23日本代表は現地5月3日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップ決勝でU-23ウズベキスタン代表と相まみえる。

日本がグループステージから毎試合戦ってきた会場、ジャシム・ビン・ハマド・スタジアムの雰囲気は、これまでとは大きく異なっていた。

いままでは、キックオフ時間が近づいても、サポーターの数は決して多いとは言えなかったが、決勝では入場ゲートの前に長蛇の列ができていた。ゲートをくぐった先でも、日本やウズベキスタンのTシャツを着たファンや私服姿の現地の人でごった返している。

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またDJブースの周りには、音楽に合わせて多くの人は飛びはねているなど、大きな盛り上がり。どうして急にこれだけ多くの人が集まったのか。

日本国旗のTシャツを着た、出身はナイジェリアで今はカタールに住んでいるという男性ファンに話を訊くと、どちらかのチームを応援しているわけではないようで、「ただエンタテイメントを楽しみに来ただけだよ。決勝戦だからね。ここにいるほとんどがそうじゃないかな」と語った。

もう一人のカタール出身のファンは、「奥さんにお願いしてチケットを買ったんだ。私はサッカーが好きだから」と言う。どうやら、単純に現地人がサッカーを楽しむために集まったようだ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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