チャーター便お出迎え 花巻-韓国 10年ぶり運航

国際線到着ロビーでチャーター便の搭乗客を出迎える県内の観光関係者

 いわて花巻空港と韓国の清洲国際空港とを結ぶチャーター便が3日、就航した。韓国行きには県民ら約170人が搭乗し、韓国からも乗客を運ぶ双方向チャーターで99人が来県。国際線到着ロビーでは県内の観光関係者が出迎え、記念品を配布して歓迎した。

 韓国のLCC(格安航空会社)エアロKが、A320―200型機(178席)で、3日と6日にそれぞれ1往復の計4便を運航。このうちアウトバウンド便は花巻空港の開港60周年企画として運航する。

 3日は、花巻空港国際航空便歓迎実行委員会のメンバー約20人が、展望デッキで横断幕を掲げ、手旗を振り到着便を出迎えた。国際線到着ロビーでは世界遺産平泉のPRキャラクター「ケロ平」と岩手のイメージキャラクターわんこきょうだいの「そばっち」も加わり、記念品として県産銘菓と地元の水を使ったミネラルウオーター、観光パンフレットを配った。

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