中川翔子が描いた2000万超え「ラプンツェル」、阪急でお披露目

タレント・歌手の中川翔子が5月3日、「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で開催中のディズニー催事に登場。自身がイラスト制作したグッズへの思いを語り、24金の金箔を使った約2100万もの高額アートが初公開された。

タレント・イラストレーターとして活躍する中川翔子が「阪急うめだ本店」で開催中のディズニー催事に登場(5月3日、大阪市内)

5月1日から開催中の『Disney THE MARKET』では、3000種以上のディズニー、ピクサーなどのキャラクター商品が集結。イラストレーターとしてもマルチに活躍する中川が、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の主人公を描き下ろしたコレクションが初登場し、アクスタや雑貨など20種以上が先行販売されている。

同作品では主人公・ラプンツェルの吹き替え声優を務め、子どもの頃から人一倍ディズニー愛が強い中川。商品化の話を聞いた時は「夢かと思いました。夢よりすごい!夢でもみれないミラクルが起きてしまいました!」と大興奮したそう。「生涯で最高に光栄な出来事」となり、トーク中も「生きててよかった!」を連呼して笑顔を見せた。

イラストはアメリカのディズニー本社とやり取りをしながら何パターンも描き、「ラプンツェルの髪の長さは21mあるので、描いても描いても終わらなくて」と苦戦しつつも「髪をぐるぐる巻きやハート型にしたり、わくわくして手が止まらなかった」と熱弁。ラプンツェルの魅力は「普通のプリンセスよりはみ出してくれる。アクションも似合うし、フライパンの武器も使ったり結構なんでもアリに近いので」とくるくる変わる表情は描き甲斐があったという。

実際に会場に並ぶ弁当箱などのグッズを見ると「かわいくて涙が出ちゃう、キラキラやスケルトンがたまらん!久々に言うけどギザかわいい!」としょこたん語も飛び出すほど歓喜。さらに、ラプンツェルの髪の部分に24金を使った世界に1つだけの特別アートがお披露目されると、税抜き1985万5500円、税込みでは約2100万という高額さに「ひいぃ、すさまじい」と驚き、「末代までの財産としていかがでしょうか・・・」と恐縮する場面も。

最後には「アイテムを手に取ってくださったみなさんが笑顔になって、夢が叶いまくりますように、愛の願いをこめました。大人のみなさんも心の中の子ども時代と手を繋いでいただければ。私も爆買いしますので、おそろいにしまくりましょう」と笑顔で呼びかけた。

大阪会場では中川翔子が描き下ろしたイラストによる新コレクションが先行販売され、雑貨、パズル、アクスタなど20種以上が登場

ほかにも、ハート型の髪の中にルビーなどが贅沢に施されたブローチ(77万円・受注生産)やカードセット(11万円)など、直筆サイン入りの特別商品を抽選で販売。催事会場は「阪急うめだ本店」9階、期間は5月13日まで。営業は朝10時~夜8時(最終日は夕方5時まで)。

取材・文・写真/塩屋薫

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