古江彩佳は痛恨ボギーで予選落ち 「こういう日もあるなという…」

古江彩佳は2日でメジャーを去ることになった(撮影:福田文平)

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 2日目◇3日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>

今や米国女子ツアーの中心選手となった古江彩佳が、国内メジャー戦を2日で去ることになった。初日は3オーバーで出遅れ。この日も序盤の連続ボギーで一気に予選通過圏外にはき出されたが、その後はしのぐ展開が続いた。

折り返し直前の9番でこの日初バーディ。その後もパーを並べ、カットライン上でホールを消化していったが、17番でショートパットを外し痛恨のボギー。「こういう日もあるなという体の状態だったかなと思います」と決して本調子ではない中で、苦戦を強いられる2日間となった。

「昨日がスイング自体悪かったので、昨日がもうちょっと頑張りたかったなと思います」と初日の出遅れを悔やんだ。結果的にこの日もスコアを落とす結果に。今週は米ツアーがオープンウィークのため、パリ五輪出場に向けて世界ランキングポイントを稼ぐもくろみもあって出場したが、予選落ちには無念が頭をよぎる。

それでも最後まで頑張れたのは大観衆の存在があったから。「ギャラリーさんがたくさんいてくれたおかげで頑張れたかなと思います。帰ってきて試合に出られたのはよかったなと思います」と、久しぶりの日本のファンの声援が背中を押してくれた。

目標とする五輪出場を決める最後の大会まで1カ月半。「変わりなくいくだけかなと思うので、最後で頑張れたら」。次戦は1週空いてホステスプロとして出場する「ミズホ・アメリカズオープン」。3年前に逃した五輪出場に向けて、前だけを見て進んでいく。

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