英語でどんなコミュニケーションを?浦和戦後にも見えた川崎のファンウェルメスケルケン際とバフェティンビ・ゴミスの絆

[J1第11節]川崎 3-1 浦和/5月3日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

川崎が浦和を下し、6試合ぶりの勝利を掴んだ一戦、試合後にチームメイトたちと喜びをともにしていたのは左SBを務めたファンウェルメスケルケン際と、CFで先発したバフェティンビ・ゴミスだ。

今季加入したファンウエルメスケルケンは甲府のアカデミーから長くオランダで活躍し、海外経験も豊富で英語も堪能。

そのため、元フランス代表FWのゴミスとも英語でコミュニケーション。仲の良さが光るが、浦和戦後にもサポーターへ挨拶した後には何やらふたりで話していた姿も印象的だった。どんな会話をしていたのか、試合後、ファンウエルメスケルケンは笑顔で教えてくれた。

「勝点3自体を取ることが大切だったので、それが取れて良かったねということ。バフェ(ゴミス)もこれから試合にどんどん絡んでコンディションを上げていきたいねという話もしていました。

バフェは今年(リーグ戦で)初先発ですよね? そのなかでお陰様でバフェを経由して点が生まれていたので、チームとしても良い形でバフェにも結果をもたらすことができたんじゃないかなと。ハッピーなことをふたりで話していました。日々コミュニケーションは取っていますし、試合後もいつもいろいろ会話をしていますね」

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ここ数試合、左SBとして安定した働きを見せるファンウエルメスケルケンと、調子を上げてきた印象のゴミス。

「ふたりの関係性からのゴールを見たいですね」と投げかけると、「本当にバフェの得点を僕がアシストしたいので、それができるよう頑張りたいです」と話し、ファンウエルメスケルケンはスタジアムを後にした。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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