白鴎足利と宇商できょう決勝 春季栃木県高校野球 春の決勝で顔合わせは34年ぶり

清原球場

 第77回春季県高校野球大会兼第76回春季関東地区大会県予選第8日は3日、清原球場で準決勝2試合が行われ、白鴎大足利が7年ぶり9度目、ノーシード宇都宮商が32年ぶり9度目の関東大会出場を決めた。

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 白鴎大足利は国学院栃木に5-1で快勝。先制された直後の四回、八角勇羽(やすみゆう)、小野寺応助(おのでらおうすけ)の適時打で逆転し、続く五回に八角、篠原飛羽(しのはらとわ)の連続適時打などでリードを広げた。

 宇都宮商は文星芸大付との接戦を5-3で制した。初回に飯村允喜(いいむらまさき)の適時打などで2点を先制すると、2点差を追い付かれた六回に飯村、石川晴翔(いしかわはると)の適時打で突き放した。

 大会最終日は4日午前10時から同球場で決勝が行われる。春の決勝で両校の顔合わせは34年ぶり。宇都宮商はその当時以来6度目、白鴎大足利は7年ぶり2度目の優勝を目指す。

 関東大会は18~26日、前橋市の上毛新聞敷島球場ほかで行われ、県勢2校はいずれも2回戦から登場。1位は18日午後3時半から同球場で群馬2位、2位は19日午後0時半から同球場で群馬1位と戦う。

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