Rソックス・吉田がセカンドオピニオンを求める 手術の可能性も

日本時間5月4日、レッドソックスのアレックス・コーラ監督は、左手親指を痛めて離脱している吉田正尚がセカンドオピニオンを求める方針であることを明らかにした。吉田は日本時間4月29日のカブス戦でスイングの際に左手を痛め、代打を送られて途中交代。日本時間5月2日にはMRI検査を受け、その結果、メジャー移籍後初の故障者リスト入りが決定された。手術の可能性も残されているが、米公式サイト「MLB.com」でレッドソックスを担当するイアン・ブラウン記者は「関係者全員が手術を回避できることを望んでいる」と報じている。

現在30歳の吉田は5年9000万ドルの大型契約でレッドソックスに入団し、メジャー1年目の昨季は140試合に出場して打率.289、15本塁打、72打点、8盗塁、OPS.783を記録。一時は首位打者争いにも加わり、最終的にはリーグ5位の打率をマークした。2年目の今季はDHが主戦場となり、ここまで24試合に出場して打率.275、2本塁打、11打点、0盗塁、OPS.736を記録。左翼の守備に就いたのは1イニングだけである。

レッドソックスは吉田と若きスラッガーのトリストン・カサスが故障離脱したことを受け、ギャレット・クーパーとドミニク・スミスを緊急補強。この2人やボビー・ダルベック、ロブ・レフスナイダーを起用しながら吉田とカサスが抜けた穴をカバーしている。開幕前に不安視されていた投手陣がリーグ1位の防御率をマークするなど大健闘しているため、今のところ吉田とカサスの離脱は大きなダメージにはなっていない。レッドソックスは日本時間5月4日の試合前の時点で4つの貯金を持ち、地区首位のオリオールズまで2.5ゲーム差の地区3位につけている。

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