エンゼルス・トラウトの手術が無事に終了 復帰まで4~8週間か

日本時間5月4日、エンゼルスのペリー・ミナシアンGMとロン・ワシントン監督は、マイク・トラウトが左ひざ半月板の修復手術を無事に終えたことを明らかにした。トラウトの術後の状態は良好で、本拠地アナハイムに戻ってリハビリを開始する予定だという。ミナシアンGMは依然としてトラウトの復帰予定時期についての言及を避けているが、米公式サイト「MLB.com」でエンゼルスを担当するレット・ボリンガー記者は「過去に同様の手術を受けた選手たちは一般的に4~8週間ほどで戦列復帰を果たしている」と報じている。

現在32歳のトラウトは過去に3度のMVPを受賞している、言わずと知れたスーパースター。近年は相次ぐ故障で稼働率が低下していたが、今季は両リーグ一番乗りで10号アーチを放つなど、開幕から元気にプレーしていた。ところが、日本時間4月30日に左ひざ半月板の損傷により、近日中に手術を受ける予定であることが発表され、トラウトは「タフだ。ただただ悲しい。でも乗り越えなきゃいけない」とコメント。今季はここまで29試合に出場し、打率.220、10本塁打、14打点、6盗塁、OPS.866をマークしていた。

10年ぶりのポストシーズン進出を目指し、経験豊富なワシントンを新監督に迎えたエンゼルスだが、大谷翔平がFA移籍した穴を投打両面で埋めることができておらず、開幕から苦しい戦いが続いている。日本時間5月4日の試合開始前の時点で9つの借金(11勝20敗)を抱えており、アストロズと並んで地区最下位に低迷。投手陣がリーグ14位の防御率4.98と苦しんでおり、トラウトの離脱によって打線が戦力ダウンすることで、さらに苦しい戦いを強いられることになるだろう。

The post エンゼルス・トラウトの手術が無事に終了 復帰まで4~8週間か first appeared on MLB.JP | MLB日本語公式サイト.

© MLB Advanced Media, LP.