雄大な景色楽しんで 鮫角灯台一の般開放始まる/八戸

一般開放が始まった鮫角灯台

 八戸市鮫町の鮫角灯台の一般開放が3日始まり、訪れた市民や観光客が灯台の上から望む雄大な景色を楽しんだ。

 灯台は1938年に初点灯された。高さは23メートルで、19.5カイリ(約36キロ)先まで照らすことができる。

 一般開放は種差海岸が三陸復興国立公園に指定されたことを受け、2013年から実施している。今年で10回目。

 夫婦で訪れた八戸市の自営業川田智晴さん(53)は「普段は見られない上からの景色を楽しめて良かった」と笑顔。主任保安要員の河村惣三さん(76)は「海だけでなく、電車や馬なども眺められる。市民の憩いの場になってほしい」と話していた。

 入場無料。土日や祝日の午前9時から午後4時まで、展望スペースのほか、展示室も見学できる。10月20日まで。【全文】

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