心開いた同僚が証言「大谷は、実はお調子者」 絆生んだのは水原騒動「僕らがついてるし、味方」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

キケ・ヘルナンデスがラジオ番組で言及

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地ブレーブス戦に「2番・DH」で先発する。加入初年度から打者として活躍しているが、同僚はそのキャラクターに親しみを持っているようだ。地元ラジオ番組に出演し「実はお調子者だし、すごい面白いやつだよ」と評している。

米カリフォルニア州の地元ラジオ局「AM 570 LAスポーツ」に出演したのは、キケ・ヘルナンデス外野手。大谷について「彼は会話の多くを理解している。当然、話すのは別物だ。彼は日に日に良くなっている」と英語力の上達を指摘している。

大谷は長年通訳を務めた水原一平容疑者に1600万ドル(約24億5000万円)以上を騙し取られたとされている。そんな中でも打率.336、OPS1.017と活躍。ヘルナンデスは「彼はそのことに関して、まさしくプロフェッショナルだった」と振り返り、水原容疑者の騒動が発覚してからの大谷と同僚たちについてこう語っている。

「あの日以来、僕らは彼(大谷)をサポートし、どんなことがあっても僕らがついているし、味方だと思ってもらうえるよう行動していて、それが示せていたかどうかはわからないけれど、そのことで彼は何というか、心を開くようになった」

直面した困難が、大谷とドジャース選手たちの絆を深めるきっかけにもなったようだ。ヘルナンデスは「その時から、たくさん個性を見せてくれるようになった。一緒にいてとても楽しいよ。実はお調子者だし、すごく面白いやつだよ」と、大谷のひょうきんな一面も伝えていた。

THE ANSWER編集部

© 株式会社Creative2