元近鉄・佐野慈紀氏 右腕切断手術直前の会話を明かす「緊張を和らげるほっこりしたひと笑い」

元近鉄の佐野慈紀氏

プロ野球の近鉄、中日などでプレーした佐野慈紀氏(56)が4日、自身の公式ブログを更新。右腕の切断手術を受ける直前、病室での出来事についてつづった。

佐野氏は感染症が進行したため、今月1日に右腕の切断手術を受けた。2日に手術が無事終了したことをブログで報告していた。

4日朝、「ひと笑い」というタイトルでブログを更新した佐野氏は「先日の話。病院でも新人さんがサポートする事に。手術の送り出しの時も新人さんが送り出してくれた」と明かした。

続けて「その時の会話がこれ」と新人看護師、さらに担当の看護師とのやり取りを次のように記した。

新人さん「初めまして佐野さん」
わし「どうも。よろしく」
わし「ネットが凄い沸いてる笑」
担当看護師「そりゃそうでしょ笑」
新人さん「え?本物の佐野さん?」

どうやら新人看護師は、ネットニュースで佐野氏が切断手術を受ける記事を見たが、自身が担当する患者は別人だと思っていたという。

佐野氏は続けて「『朝、ネットニュースを見て同じ人がいるんだ』と他所にも佐野慈紀がいるのと勘違い笑 まさか本人がいると思ってなかったのでおもわず『初めまして、本物の佐野慈紀です』と挨拶してみんなで爆笑しました」と記した。

こうしたやり取りがあったため「緊張を和らげるほっこりしたひと笑いでスムーズに手術室にむかえましたとさ笑」と、リラックスして手術を受けられたと報告していた。

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