あべかわ団子
博多グルメ定番の明太子、うどん。ベトナム料理、神戸牛、カレーに、つまみにもなる唐揚げ…、映えドリンクに、スイーツも！ J1アビスパ福岡のホームゲームに出店されるスタジアムグルメの評判がすこぶるいいという。Jリーグが実施した調査ではJ1でトップ3に入る高い満足度を誇る。ベスト電器スタジアム（ベススタ）に出店する店舗を取材、実食し、その秘密を探った。（向吉三郎）
◆つづみ団子
長崎県諫早市の和菓子メーカー。店頭に立つ中村北斗さんが観戦のお供に最適な団子を厳選して並べている。
一口サイズのあべかわ団子が20本入ったパックは、きな粉、あんこ、みたらしの3種類（ともに800円）。中村さんは「観戦しながら一口でいけるし、お子様も食べやすい」とお薦めする。
いちご大福（400円）は長崎のブランドゆめのかを使用。ほどよい酸味が特長の大粒のいちごが、あんことホイップクリームとマッチする。
説明不要と思いながらも説明するが、同市出身の中村さんは長崎・国見高で全国タイトルを総なめにし、2004年に福岡入り。06年にはJリーグの優秀新人賞を受賞した元Jリーガー。15年のJ1昇格プレーオフ決勝では試合の最終盤に昇格を決める同点ゴールをたたき込んだクラブにとってレジェンドだ。
ただ、中村さんは言う。「団子を目当てにリピーターになってくれる方が今はほとんどです。後から僕のことを知って、みたいな」。半分は謙そんかもしれないが、これが絶品スイーツであることを証明している。
バックスタンド場外で営業。お土産に買い求める観客も多い。
合言葉「西スポ見た」で団子１本 そんなつづみ団子さんからお知らせ。5月6日の川崎フロンターレ戦でお買い上げの方が「西スポ見た」と言えば、団子１本サービスします！ スタジアムのお店の場所はこちらから
「アビスパにわか祭り」アビスパ福岡は5月3日のガンバ大阪戦、同6日の川崎フロンターレ戦を「アビスパにわか祭り」と題して「新しいアビスパファン」を歓迎する2試合にする。6日は「西スポWEB OTTO！アビスパにわか祭り」として西日本新聞社が協賛する。 クラブは家族最大4人の一括購入でチケットが買える「アビスパにわか ファミリーチケット」などさまざまな割安チケットを販売中（https://www.jleague－ticket.jp/club/af/）。
