8月に福井県で全中、ネックストラップを越前織で 県中体連が企画、大会の思い出に贈呈

全中の出場選手らに贈る越前織のネックストラップの陸上競技のデザイン案

 福井県中学校体育連盟(中体連)は、8月に北信越ブロックで開かれる全国中学校体育大会(全中)の県内実施競技の出場選手らに記念品として越前織のネックストラップを贈る。製作費に対する支援を、福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」で5月30日まで募っている。

 県内では8月17~25日に陸上、軟式野球、バレーボール、バドミントンの4競技が行われ、計約3600人が参加する予定。会場の出入りに必要なIDカードに付けるネックストラップを大会の思い出にしてもらい、福井らしさもアピールしようと、越前織で製作することを決めた。

 競技ごとに色が異なり、県のマスコットキャラクター「はぴりゅう」がプレーする姿や、一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)や気比神宮(敦賀市)、越前水仙などのイラストを織り込む。県中体連の小林孝史顧問は「大会で福井を知ってもらい、次は観光で来てもらえたらうれしい」と話している。

 CFの目標額は100万円。寄付額は3千円~3万円。トートバッグやフェースタオルなど記念グッズを返礼品に用意している。支援は「ミラカナ」の特設ページから。

 ◇ミラカナとは 福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして福井新聞社、福井銀行、福邦銀行が連携。CFのレディーフォー、応援購入サービスのマクアケいずれかを通じて支援・購入を募る。累計支援額は2億1千万円、プロジェクトの達成率は91%(数字は2023年末時点)。

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