日本で話題の「ゲーム機」論争、中国ネットの反応は…

中国のSNS微博で、子どもにゲーム機を買い与えるべきか否かについて日本のSNS上で議論を呼んだことが注目を集め、中国のネットユーザーからもさまざまな意見が寄せられた。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で、子どもにゲーム機を買い与えるべきか否かについて日本のSNS上で議論を呼んだことが注目を集め、中国のネットユーザーからもさまざまな意見が寄せられた。

中国のゲーム系メディア「遊戯動力」の微博アカウントはこのほど、日本メディアの報道として、ある日本の母親がX(旧ツイッター)に「子どもにゲーム機を買うべきか」という悩みを書き込み、周囲の子たちがNintendo Switchを持っている中でわが子には買い与えておらず、わが子は友だちから仲間外れにされることを恐れて「実は持っている」とうそをつきつつ、他の子がSwitchで遊ぶ傍らでボール遊びをしている状況であることを打ち明けたところ大きな反響を呼んだと紹介した。

そして、この母親の悩みについて日本のネットユーザーの多くが「社交上、子どもにゲーム機を買い与える」との意見を示す一方で、反対派からは「他人と同じにしなければ周囲から排除されるのではと考えがちだが、ゲーム以外にもできることはたくさんあると思う」との声も寄せられたとしている。

この議論について、中国のネットユーザーは「日本じゃ買い与えないと容易にいじめられちゃうんだろうな」「自分が子どもの頃はパソコンもスマホもなかったけれど、それでも他人の話に混ざることができず、最終的には自閉的な子になってしまった。話題に混ざれないというのは子どもの成長にとって本当に良くないと思う」「みんなそれぞれ出自や家庭環境が違うのだから、ゲームを持っていないことを隠す必要はない。本当の友達なら、仲間はずれになんてしないで一緒に遊んでくれるはず」「でも、子どもの世界を大人が理解するのは難しいんだよね」「子どもがゲームに対して本当に興味がないのであれば、買い与える必要は確かにない」「これはいずれにしても、両親がどう子どもをリードしていくかが大事だと思う」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)

© 株式会社 Record China