「エンドウを求めるクラブは事欠かない」遠藤航、リバプール退団なら引く手あまたか。海外メディアが見解「大半のチームにとって有益な補強」

遠藤航が来季もリバプールのユニホームを着るかは分からないという。もしも移籍することになった場合、日本代表キャプテンにはどれだけのクラブが関心を寄せるのだろうか。

ユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任するリバプールは、現在フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督を招聘する見込みだ。黄金期を築いた一時代に別れを告げ、オランダ人指揮官の下で新たなサイクルを築くことになる。

最近になって、遠藤はその新体制に含まれない可能性を騒がれている。グレアム・ベイリー記者が「ドイツに戻ったとしても大きなショックではない」「ブンデスリーガに戻るのは確実に目に見えている」などと発言している。

リバプールが売却に踏み切れば、遠藤は1年に新天地に向かうこととなる。『TheHardTackle.com』は5月3日、日本代表キャプテンが少なくないクラブにとってお買い得な補強になると報じた。

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同メディアは「リバプールが売却を望むなら、エンドウを求めるクラブには事欠かないだろう。経験豊富なMFはプレミアリーグでそのクオリティを証明した。大半のクラブにとって有益な補強となるかもしれない」と伝えている。

「年齢やリバプールが支払った金額から、彼はリーズナブルな価格で手に入れることができるだろう。来季の彼がどうなるかは分からない。一方、リバプールもクオリティのあるセントラルMFに投資する必要がある。チアゴ・アルカンタラのフリー退団が見込まれるだけになおさらだ。クロップ監督はすでに退任を発表している。リバプールは夏の移籍市場で大規模な改革に乗り出すようだ」

加入当初こそ適応期間を必要としたが、シーズン半ばから中盤で存在感を際立たせてきた遠藤。プレミアリーグという世界最高峰の舞台で活躍してきた日本代表主将には、どんな未来が待っているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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