西武・今井達也が7回3失点降板 今季初めてHQS逃す 先発陣の連続HQSも6人でストップ

6回2死三塁、三森を空振り三振に仕留め声を上げる西武・今井(撮影・冨永豊)

◆西武―ソフトバンク(4日、ベルーナドーム)

西武の今井達也投手(25)が7回3失点で降板し、今季6度目の先発で初めてハイクオリティースタート(HQS、7回以上投げて自責点2以下)を逃した。直後の攻撃で源田が勝ち越しの右中間三塁打を放ったため、3勝目の権利は手にした。

初回先頭の周東に左前打を許し、1死三塁で柳田を一ゴロで打ち取った間に先制された。2回に打線が長谷川と金子侑の適時打で3点奪って逆転したが、その後も制球が定まらない。4回に3安打浴びて失点。球数が100球を超えた7回に1死から川瀬に右中間三塁打を許すと、柳田の中犠飛で追いつかれた。

西武は4月27日のソフトバンク戦で今井が7回1失点に抑えてから先発が6人連続でHQSを達成していたが、こちらも途切れた。

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