福井工大福井と敦賀気比、北信越大会出場懸け激突 高校野球福井県大会5月5日決勝戦

 高校野球の第150回北信越地区福井県大会決勝戦は5月5日、福井県営球場で行われ、福井工大福井と敦賀気比が北信越大会出場を懸け激突する。両校とも今大会これまでの試合で失点はわずか計1点のみ。決勝戦でも白熱した投手戦が期待される。

 ノーシードの福井工大福井は初戦の福井農林戦、2回戦の武生戦いずれも10-0でコールド勝ち。準々決勝では強豪・北陸との投手戦を3-1で制すと、準決勝では坂井に6-0で完封勝ちを果たした。4試合中3試合で先発した篠原響は140キロ台後半のストレートと落差の大きい変化球を武器に好投を続けており、今大会まだ得点を許していない。決勝でも巧みなマウンドさばきに注目だ。

 一方のシード敦賀気比は2回戦の若狭戦を5-0で勝ち上がると、準々決勝は実力校の丹生を相手に13-1で五回コールド勝ち。準決勝では福井商業に完封勝ちを果たした。今大会3試合中2試合で先発したのは1年夏の甲子園からマウンドに立った竹下海斗。2試合とも完封を果たしており、攻撃でも4番打者を担う。投打でチームをけん引し、福井工大福井の投手陣を攻略できるか。

 試合は5月5日午前10時から。優勝校は富山県内で6月1日から行われる北信越地区大会に出場する。

■D刊で全打席速報

福井新聞社は、電子新聞「福井新聞D刊」で春の高校野球福井県大会の全試合を打席ごとに速報します。

⇒全打席速報はこちら

福井新聞Web写真館にプレー写真多数

 写真ニュースサイト「福井新聞Web写真館」には、D刊掲載分とともに、未掲載の多くのプレー写真を試合当日の夕方以降に掲載します。選手や家族ら大会関係者のみ閲覧可能です。

⇒福井新聞Web写真館をみる

© 株式会社福井新聞社