ニューカッスルのトリッピアーが引退後のキャリアを語る「若い選手の成長を手助けしたい」

写真:引退後のキャリアを語ったトリッピアー

ニューカッスルのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーは、イギリス『TNT Sports』の番組「Sign Up Into Football」に出演し、引退後は指導者になりたいと将来の希望を語った。

マンチェスター・シティの下部組織出身のトリッピアーは、これまでトッテナムやアトレチコ・マドリードなどでプレーをし、現在はニューカッスルに所属している。マウリシオ・ポチェッティーノ監督やディエゴ・シメオネ監督といった指揮官の下でキャリアを積んできたトリッピアーは、引退後は指導者の道に進みたいと考えているようだ。

「コーチの道に進みのはいいと思う」と語るトリッピアーだが、「監督はプレッシャーが大きすぎる」と感じているようで、今後のキャリアの方針ついて以下のように続けた。

「私がコーチになりたいのは、これまでのキャリアで経験したことを活かして、特に若い選手の成長を手助けしたいと考えている。私はさまざまな監督からそれぞれの特徴を取り入れるのではなく、自身の特徴を発揮したいと思っている。もちろん、監督からは多くのことを学んでいるし、それも重要なことだ」

トリッピアーはさまざまな監督の下でプレーしてきたが、とりわけ現在ニューカッスルでともにしている、エディー・ハウ監督を手本にしたいと考えているようだ。エディー・ハウ監督にはニューカッスルだけではなく、2011-12シーズンにバーンリーで師事している。

「エディー・ハウは攻撃的で勇敢なサッカーをし、選手たちに自分を表現する自由を与えてくれる。そして彼の一番素晴らしいことは、選手の管理能力であり、ワールドクラスの監督になるためのすべての素質を兼ね備えている」

現在トリッピアーは3月のウルブス戦で負傷して以来、欠場が続いているが、今シーズンの終了間際での復帰が予想されている。今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場に続き、2年連続で欧州コンペティション出場を目指すニューカッスルは、日本時間4日23時に、プレミアリーグ第36節バーンリー戦を控えている。

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