【西武】外崎修汰のサヨナラ打で延長戦16連敗阻止「打球がスローに見えて時間が長く感じた」

10回2死満塁でサヨナラヒットを放つ外崎修汰

西武は4日のソフトバンク戦(ベルーナ)に延長10回、5―4とサヨナラ勝ち。昨年から続く延長戦の連敗を15で止め、今季初の3連勝をマークした。

ホークス戦は今季3カード目で初の勝ち越しとなり借金は7に減った。

延長10回裏、無死満塁のサヨナラ機で4番・アギラ―が最悪の5―2―3、三ゴロ併殺に倒れた嫌なムードを選手会長が払拭した。

佐藤龍が申告敬遠され二死満塁で外崎が打席に立った。ホークス4番手・津森のスライダ―を中前に弾き返し三走・源田が西武ファンの大歓声を浴びながらサヨナラのホームを踏んだ。

苦しい試合を勝った外崎はナインに手荒い祝福を受け、ずぶ濡れになりながらお立ち台に立った。

ヒーローインタビューでは「ゲン(源田)が勝ち越し打を打って1点リードしたところでボクの送球ミスで追いつかれてしまった。悔しい気持ちとまだ試合は終わっていない、何とか取り返したいと思っていた。本当にホッとしたというか、打球がスローに見えて抜けるまでの時間が長く感じました。今日が野球をやっていて最高の日です」と少し声を詰まらせた。

「5月に入ってチームの流れがすごくいいと思う。ボクもチームに負けないよう、ここから巻き返したいと思っています」

こういって3連勝と好スタートを切った5月反攻を誓っていた。

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