「偉業に最も貢献」神セーブの小久保玲央ブライアンにポルトガル紙が着目! 勢いそのままにベンフィカでも躍動なるか

U-23日本代表は現地時間5月3日、U-23アジアカップの決勝で、U-23ウズベキスタン代表と対戦。1-0で接戦をモノにし、4大会ぶり2回目の優勝を成し遂げると同時に、0-2で敗れた前回大会の準決勝の雪辱を果たした。

アジア制覇に大きく貢献したのが、小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)だ。90+1分に山田楓喜(東京ヴェルディ)がついにゴールを奪った直後、関根大輝(柏レイソル)がハンドでPKを与えるも、頼れる背番号1が渾身のストップ。大ピンチを防ぎ、歓喜と感動をもたらした。

圧巻のパフォーマンスに日本中から賛辞が寄せられるなか、ポルトガル紙『Record』もベンフィカGKの活躍に大注目。「コクボがPKをセーブし、日本のU-23アジアカップ優勝の立役者になった」と銘打った記事で、次のように伝えている。

【PHOTO】U-23日本代表のウズベク戦出場16選手&監督の採点・寸評。PKストップのGK小久保をMOMに。決勝弾の山田楓も高評価
「偉業に最も貢献した人物の1人がレオ・コクボだ。この23歳のベンフィカBチームのキーパーは、90+10分にPKをセーブし、ウズベキスタン相手に1-0での勝利に導いた。誰もが延長戦にもつれ込むだろうと思ったその時、失点を防ぎ、日本の勝利を決定づけたのである」

小久保は柏U-18在籍時、アルカスカップで大会最優秀GKに。その活躍が高く評価され、2019年1月にベンフィカ入りした。いまだトップチームでのプレー機会はないものの、世界最高峰の舞台チャンピオンズリーグでのベンチ入りを経験している。

成長著しい守護神は勢いそのままに、ポルトガルの名門でも輝きを放てるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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